男女問題に関するいろい論

男女問題に関して思ったことを主観的に、時に客観的に(あたりまえ)書きます

【補足と蛇足】#ツイッターでウィメンズマーチ に反感を抱いていた弱者男性(の一人)

(注):この記事は以下の記事の【補足と蛇足】を書いたものです。

morisseymarr.hatenablog.com

 

 

眠れない夜、勢いに任せて書き散らかした記事だったにも関わらず、沢山の方々に読んでいただいことにまず感謝したい。

本当にありがとうございます。

 

心臓をバクバク鳴らしながらエゴサーチすると、この記事に対する様々な意見を目にした。肯定的な意見は素直に嬉しい。疑問、否定的な意見には、確かに...と気付かされる。

この記事は、それらの意見を踏まえた上で、言葉足らずだったり、より掘り下げる必要があると思った点に関して補足と蛇足をする自己満足に近い産物だ。

しかし、ジェンダーというデリケート且つ逃れられない問題だからこそ、矛盾や疑問があればどんどん指摘してほしい。

 

では、さっそく始めていきたい。

 

 

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ー現実ならまだしも、SNS、2ちゃ〇ねるなどで、弱者男性同士で慰めあえば、怒りの矛先は当然その場に不在の女性に向くであろう。

【指摘】下線部に関して、なぜその場にも同じく不在の強者男性ではなく女性にのみ矛先が向くのか。

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この部分に疑問を持つ方はかなり多かった。確かにこの理論展開は多くの根拠をごっそり省いており、非常に強引である。上記の理由については2点にまとめて説明したい。

まず1つ目は、弱者男性と強者男性は社会において有している権利が同一であること。受けている恩恵が同じ、つまりフェアであれば、強者男性を叩くことは自身の弱さと向き合うこと同義になり、矛先を向けるには不都合だ。その点、女性は有している権利が異なる。女性専用車両、レディースデーなどの粗(これらは実際には粗ですらない)を見つけ出せば、その差を利用し、自分の弱さから目を逸らしながら叩くことができる。

2つ目は、SNS某巨大掲示板において「強者男性」を的確に表すメジャーなレッテルがまだ存在しないこと。これは頻繁に言われることだが、レッテルによって一括りにできる対象はネットで叩かれやすい。オタク、DQN老害、ゆとりなどがその良い例だ。しかし、「強者男性」という存在には、まだレッテルがないので弱者男性にとっては見えざる敵なのである。一方、(具体的な単語を記すのは憚るが、)「女性」に対してはすでに下品な言葉でレッテルが貼られている現状があり、そのレッテルを貼るだけで実に手軽に叩くことができてしまうのである。

 

 

 

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ーというか、そもそも #ツイッターでウィメンズマーチ でツイートする女性とそれに見当違いなリプライ送る男性は、同じくジェンダーに苦しむ者同士、むしろ手を取り合うのに最適な相手のはずではないか。

【指摘】弱者男性として女性を叩いていたにも関わらず、急に手を取り合おう、というのは図々しすぎる。まずは弱者男性側から歩みよることが必要。

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ご指摘はごもっともである。これは完全に僕の配慮の欠如によるミスなので、謝罪したい。申し訳ありませんでした。最後のパラグラフ「というか、そもそも~精神だ。」は、同じ弱者男性に向けた呼びかけとして書いており、弱者男性に傷つけられた女性が読んだ際にどう感じるのか、にまで頭が回っていなかった。

しかし、どういう表現なら適切かを再度考えなおしてみたのだが、僕にはどう書き換えるか、良いアイデアを絞り出すことはできなかった。

これを読んだ弱者男性に「だから、女性への態度を悔い改めて、手を取り合いなさい」と命令することを僕は避けた。手の内を明かすような言い方になるが、アクションを強要する態度をとれば、僕のような弱者男性はまた反感を持つだろう、と思ったからだ。そうなれば男女の対立を煽るだけである。だから、気付くべきことを指摘するだけに留めさせていただいた。

男性から差別を受けた女性の方々からすると少し物足りないかもしれないが、そこからどう行動するのか、は記事を読んだ弱者男性に委ねたい。

 

 

 

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ーまず、僕はホモソーシャルにおける弱者男性の一員である。サラリーマンとして男性社会を生きているが、男性社会とはすなわち弱肉強食の競争社会であり、オトコなら弱音は吐かず我慢してナンボ、泣いちゃダメ、出世しろ、という精神が今も根付いている。

【指摘】サラリーマンは弱者男性と言えないのではないか。

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僕は、ホモソーシャルの中で男性のジェンダーの枠の中で低く評価されることに苦しみ、女性蔑視という方向に行きがちな男性たちを「弱者男性」という言葉で表現している。無論、サラリーマンという職を得ている僕よりはるかにジェンダーに苦しめられている男性がいることは百も承知だ。しかし、その存在によって僕が弱者男性であることが否定されるなら、「差別や抑圧は、受け手側によって判断されるべき」という、フェミニズム、マスキュリズム、すなわち男女平等において根幹とも言える考え方をも否定しかねないのではないか。はい、論破ァ!

ちょっと待って!その考え方は危なくなくなくなくなくない?と思ったそこの貴方、大変鋭い。確かにこの思想は非常に扱い方が難しく、僕みたいな奴が都合良く乱用すると「何をやっても差別と騒がれ、権利を主張しあう地獄」が完成する。

ここで必要になる薬が客観性であり、最終的には大衆の意見によって修正が行われる。それにしても、ずっとこうやって文章を書き続けていると、音を立てずに偏っていく主観に気付きにくくなる。今まさにこの文を死んだ魚のような目でタイプしている僕も正直ヤバい。だから、「サラリーマンは弱者男性じゃねえよ、タラタラしてんじゃねえよ。」とか、「そもそも弱者男性の定義が違うんだよな。」と思う方はぜひその客観性溢れる根拠ある指摘で僕の頭をドツいて目を覚まさせてください。

 

 

 

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ー記事全体に対して

【指摘】私も弱者男性という立場から #ツイッターでウィメンズマーチ の女性に見当違いなリプライを送ってしまいましたが、記事のような心理とは異なります。

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 僕が記事を投稿する前に最も想定したのがこの指摘だった。「お前と一緒にすんな」と言われ、叩かれて終わるだけかも、と思っていたのだが、(僕が見る限り)この指摘をしている人はとても冷静に主張していたのでありがたかった。

こういった指摘が出るのは至極当然で、記事中では分かりやすさを優先するが故に僕の心理=弱者男性の心理、という横暴なことをしているので、この世の弱者男性が皆僕のクローンでもない限り、異論は沢山出る。

そして、「『あなたとは違う』と言われることが僕にとっては非常に嬉しい

と、精一杯の強がりを言わせてほしい。記事の心理とは異なる、と主張しているということは、その弱者男性には別の行動原理があり、それを自身である程度把握しているということ。そして、両者の相違点を炙り出すことで、自分がなぜ #ツイッターウィメンズマーチ に反感を抱いてしまっているのかを自己分析することができる。それこそが、女性を見当違いに傷つけている弱者男性にしてほしかったことの第一歩なのだ。

ちょっと綺麗事すぎる論理の飛躍かもしれませんが...

 

 

 

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ーこの記事は、それらの意見を踏まえた上で、言葉足らずだったり、より掘り下げる必要があると思った点に関して補足と蛇足をする自己満足に近い産物だ。

【反省】蛇足とか自己満足と分かっているなら黙ってりゃいいのに。

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 ご指摘ごもっともである。

 

 

 

あなたの人生の貴重な時間を割いてまで読んでいただきありがとうございました。

 

#ツイッターでウィメンズマーチ に反感を抱いてしまう弱者男性(の一人)

#ツイッターでウィメンズマーチ というハッシュタグをここ最近よく目にするようになった。興味深かったので一日4億回ぐらい検索していたのだが、このハッシュタグにおいて実に奇妙なことが起こっている。

そもそもこのタグは、女性達が、自身が感じている抑圧、差別を発信し、それらに立ち向かっていこうということで作られたもののようである。いくつか過激なものこそあれ、その多くは正当性を持った主張だ。しかし、こういったツイートに対して、「全ての男性が差別的である訳ではない(いわゆるNot All Men)」、「男性も差別を受けている」、「被害妄想」というような見当違いのリプライが送られることが多発しているのだ。また、なかには、ただの罵詈雑言や卑猥な言葉を投げつけるだけのものもあり、これはもう論外である。こういった現象の対策もあってか #ツイッターでメンズマーチ というハッシュタグが作られ、男性への抑圧、差別に対する不満、及び権利向上についてはこれで発信してください、ということになった(そもそもウィメンズマーチタグは不満を愚痴ることを主目的に作られたものではないと思うが)。にも関わらず、このメンズマーチタグはあまり活用されておらず、結局、#ツイッターでウィメンズマーチの発言者に見当違いなリプライが送られ続けているのだ。そして、メンズマーチタグの発言者に女性から見当違いのリプライが送られるという“逆”の現象はあまり起きていない。ほとんど男性女性方向にのみ起こっている現象なのだ。

 

なぜ、このようなことが起こってしまうのか、と冷静に考察と行きたいところだが、あることを告白せねばならない。それは、僕自身が、このようなリプライを送る男性の気持ちも分からんでもない、と思ってしまった、ということである。僕自身はリプライこそ送っていないが、ウィメンズマーチタグのツイートに全く反感を覚えていない、と言えば嘘になる。しかし、感情的に“クソリプ”を送るということは論理性を欠いた行動であることも自覚していたので実行には及ばず、深く反省した。だから、なぜこのようなことが起きるのか、ではなくなぜ僕が #ツイッターでウィメンズマーチに見当違いの反感を抱いてしまったのか、を考察したい

 

 

まず、僕はホモソーシャルにおける弱者男性の一員である。サラリーマンとして男性社会を生きているが、男性社会とはすなわち弱肉強食の競争社会であり、オトコなら弱音は吐かず我慢してナンボ、泣いちゃダメ、出世しろ、という精神が今も根付いている。しかし、僕ははっきり言ってメンタルが弱いし、そこそこの収入で家族とのんびり暮らしたい、もっと寝たいetc...としか思っていない。「オトコ」の風上にも置けない奴だ。つまり、ジェンダーと自分の性格が乖離していることにより、大層ストレスが溜まる。

こういったストレスが引き金となり、「男性()ジェンダーを受け入れて我慢しているのに、女性は愚痴ることができていいよな」、「女性も我慢しろよ」、という論理性の破綻した反発につながる。

 

ここで大半の人は思うであろう。いや、お前も愚痴ればいいじゃん、と。女性に八つ当たりするぐらいなら愚痴れよ、と。

 

それでも、弱者男性(僕)は弱音を吐くことを良しとしない。

なんでやねん、と思うかもしれない。だが、弱者男性はジェンダーとのギャップに苦しみ、更にそのジェンダーが強いる「弱音を吐かずに我慢することが男らしく、尊敬される、モテる。」という信仰により負のサイクルの中で雁字搦めになってしまっている。弱音を吐かないことで自身のジェンダーギャップを少しでも埋められると信じているので、ジェンダーに苦しめられるほど、より我慢に拍車が掛かるのだ。

 

だから、弱者男性の脳内世界の登場人物はこんな感じだ。

 

強者男性「男なら弱音吐くなよ。情けねえなあ。」

女性「そんなことで愚痴るなんてダサくない?器小さすぎ!」

 

これは個人的な話だが、僕は過去にいじめられていたこともあり、強者男性に、弱音を吐く、弱みを見せることにかなり抵抗がある。女性に愚痴るなんてもっての他だ。なぜなら、ただでさえモテないのに、そんなことしたら確実にもっと「モテない」(と思っている)からだ。実におめでたい頭である。だが、いじめられた経験のある男性、モテない男性なんてそこら辺にゴロゴロ転がっている。こういう男性は結構多いのだ。

 

そんな世界にも弱者男性の愚痴を聞いてくれる人はいる。それはいったい誰か。

そう、同じ弱者男性の仲間たちだ。

「みんな、来てくれたんだね...」と思わず抱擁を交わしたくなるが、実はこれが最も危険だ。現実ならまだしも、SNS、2ちゃ〇ねるなどで、弱者男性同士で慰めあえば、怒りの矛先は当然その場に不在の女性に向くであろう。その結果、女性に対する偏見、差別はますます加速するのだ。

 

「弱音を吐かず我慢する」という男性のジェンダーにより、極限までストレスを抱え、怒りの矛先すら分らなくなった弱者男性が、上記の様な過程を経て、女性蔑視MAXになる。そんな最強、いや最低のモンスターが #ツイッターでウィメンズマーチにリプライを送るわけだから目も当てられない。

 

以上の様な告白により僕の好感度は著しく下がったが、同じ弱者男性の方々には自身の現在位置を再確認してほしい。

辛いのはよく分かるが、めちゃくちゃなことしてない?

 

というか、そもそも #ツイッターでウィメンズマーチ でツイートする女性とそれに見当違いなリプライ送る男性は、同じくジェンダーに苦しむ者同士、むしろ手を取り合うのに最適な相手のはずではないか

今、弱者男性に必要なのは、我慢の果てに八つ当たりするなんて最低だ、そんなことするぐらいなら適度に弱音を吐いてストレス発散できる人のほうが何倍もかっこいいよ、という精神だ。

 

 

(注):この記事における「弱者男性」は一部の「弱者男性」です。っていうか、中盤は ほぼ僕のことです。一括りにしないように。

 

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